2017年の3月11日。
東日本大震災から6年を迎えまして、1年前の自分のブログを見返してみました。
こ、こっぱずかしい文章…しかしながら、そうなんですね。
去年は赤ちゃんが産まれて、父親になって初めての3.11。
当然、その前の年は妊娠中の3.11。
いつか子供に東日本大震災の話しをしたり、とてもショッキングな津波の映像を見せる日が来るのだろうな?
と感じた、東日本大震災の起きた日でした。
父親になって2回目の震災の日。
2017年、震災から6年を迎えた今年はずいぶん落ち着いてきた感じです。やっとあの日について語る事ができるようになってきたという状況でしょうか?
そして今一度、あの日の事を思い出すべき状況なのでしょうか?
テレビを見ていてそう感じました。
東京はというと、最早、忘れている人が多いというか、あ!そういえば今日は3月11日か?という感じでもあります。
もちろん忘れてはいけないあの日の記憶ですが、忘れられる日が来るというのも、平穏な日々を取り戻したということでもありますね。
進まない復興、生まれ育った町に帰る事を待ちわびる人、新しい生活を始める人。
すでに興味の無い人…
忘れられるというのは人間の長所であるとも言いますが、忘れられない事もあります…
被災された方々、親しい人を亡くされた方の気持ちを思うと複雑な気持ちになる2017年の3月11日です。
もちろん悲劇は震災だけで起こる事ではありません。
ですが1度に起きた悲劇の数、巻き込まれた人の数、その巨大さを考えれば考えるほど恐ろしく、父親として、もし娘の身に起きてしまったら…
とても耐えられない気持ちになります。
父親になって2回目の震災の日、育児に追われる日々の中、あの日に起きた出来事は、亡くなった方も含めた人の数だけあるのだと…
今一度、考え直してみました。
悪い人は誰もいません。その時の最善をみんな尽くしました。
そして今一度、祈りを捧げました。